それにしても、今年から新設された刺激的な「エンカウンター部門」の全15作品のうち、7本しか見ることが出来なかったのが、しょうがないとはいえ、残念だ…。見た中ではこのインドの作品と、『Shirley』、そして『The Trouble With Being Born』がよかったなあ。市山尚三審査員がどのような判断を下すか、とても楽しみ。
・最高賞(金熊賞):『There is no Evil』(モハマド・ラスロフ監督) ・審査員特別賞:『Undine』(クリスチャン・ペツォルト監督) ・監督賞:ケリー・ライヒャルト(『First Cow』) ・女優賞:『Never Rarely Sometimes Always』の主演女優 ・男優賞:エリオ・ジェルマーノ(『Hidden Away』と『Bad Tales』) ・脚本賞(あれば):『Delete History』 ・ベルリン映画祭70回記念特別賞(あれば):リティ・パン『Irradiated』
上記以外のフェイバリッツを部門横断で挙げるとするなら、フィリップ・ガレル、ホン・サンス、ツァイ・ミンリャン、『ピノキオ』、『Shirley』、『Little Girl』、『Sweet Things』、『Bloody Nose Empty Pockets』,『The Trouble With Being Born』、などが大好きで、そして偏愛するのが『Zeus Machina』と、ギヨーム・ブラック。