『さざなみ』『荒野にて』で注目を集めたアンドリュー・ヘイ監督2作目
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ヘイ監督2作目、2011年製作の長編作品となる本作。ロンドン映画批評家協会賞で新人監督賞ほか世界中の映画祭で上映され、多くの賞を獲得した。一夜限りのパートナーを求め赴いたバーで出会ったラッセルとグレンは、ともに週末を過ごすうちにお互いのこだわり、秘密、切実さを学んでゆく。ゲイであること、ストレートの友人との関係、親へのカミングアウト、プライベートとパブリックでの振る舞いなどについて語られる、パーソナルかつ真に迫ったラブストーリー。今回が日本での劇場公開初となる。
ラッセル役は「ダウントン・アビー」アンソニー・ギリンガム役で知られるトム・カレン、グレン役のクリス・ニューは王立演劇学校出身、映画デビューの本作で注目された。
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解禁となった予告編では、グレン(クリス・ニュー)との出会いと、共に過ごした一夜についてのラッセル(トム・カレン)の独白から始まる。週末のありふれた出会いから、少しずつ心を通わせていく2人。「恋人は持たない主義」というグレンと、「幸せになりたいだけの人もいる」というラッセル。アイデンティティや寄る辺ない寂しさについて打ち明けあう頃には、避けられぬ別れが迫りつつあり…。2人の選んだ未来を見届けたくなる予告編となっている。
同時に解禁になったポスタービジュアルは、柵に腰掛け佇むラッセルと、歩いてくるグレンのショットが目を引く1枚。夕暮れとも朝焼けともつかない美しい色味は、彼らの奇跡のような2日間を祝福しているかのようにも映る。
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ストーリー
金曜の夜、友人たちとのパーティのあと、ラッセルは一夜の相手を求めてクラブに立ち寄る。閉店時間近くに目を付けていたグレンを誘い出すことに成功し、彼と共に帰宅。そして、週末が始まる。ライフガードとして働くラッセルと、アーティストを目指す皮肉屋のグレン。お互いに欠けていたピースを満たすかのように、2人きりで話をして、愛を交わす。しかし尊いひとときは束の間、土曜の夕方、ラッセルはグレンからある事実を知らされる。
『WEEKEND ウィークエンド』は9月27日(金)よりYEBISU GARDEN CINEMAほかにて公開。