配信直後から「ラブコメのツボを押さえ続けてくるからニヤニヤしながら観ちゃう」「ジャンルへの敬意に溢れていて、普通にロマコメとしての傑作になっているのが嬉しい」などの声が寄せられ話題沸騰中だ。
この度、主演のレベルが、自身が演じたキャラクター同様に“ラブコメ嫌い”だったことが判明、本作への出演を機に自身の考えを改めたことが分かった。
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ストーリー
ニューヨークに住む建築家のナタリー(レベル・ウィルソン)は、仕事で認められようといくら頑張っても、夢だった超高層ビルの設計とはほど遠く、コーヒーとベーグルの買い出しを頼まれる日々。追い打ちをかけるように、ナタリーは地下鉄で強盗に遭い、意識を失ってしまう。そして、目覚めた彼女は、なんとラブコメの世界のヒロインに! 大抵の人にとってはバラ色の夢でも、“ラブコメ嫌い”なナタリーにとっては悪夢の日々で…。
レベル・ウィルソン「私もかつてはラブコメが大嫌い」
本作の製作総指揮も兼ねているレベルは、「私もかつてはラブコメが大嫌いで、バカバカしいと思っていました」と、ラブコメを“最低ポップミュージックにのせた嘘”とまで呼ぶ、すさんだ大人に成長したナタリー同様だったことを明かす。「でも、映画の製作中に有名なラブコメをいろいろと観ることができ、自分の考えがまったく間違っていたことに気づきました。ラブコメは素晴らしい!」と、『プリティ・ウーマン』や『ノッティングヒルの恋人』など多くの作品に触れ、考えを改めたという。
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また、監督を務めたトッド・ストラウス=シュルソンは、「1988年から2007年までに制作されたラブコメを全部観ました。目的は、どのようなパターンや、シンボル、そしてイメージが繰り返し使われているのかを確認したかったのです。そして、その基本を基に自分たちの映画で現代的でフレッシュなものに作り直したかったのです」と語る。
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監督の言葉を裏付けるように製作パートナーのジーナ・マシューズも「本作には、ラブコメのお約束が全部出てきます。結果的にはこのジャンルを褒め称えているのです」と語り、本作はラブコメ映画の決定版ともいうべき作品だという。実際に本作には、ラブコメのお決まりである主人公のピンチに親身になってくれるゲイの友人や、職場で“宿敵”となる意地悪女も登場する。
そしてレベルもまた、「トッドは、ラブコメの歩く辞書みたいだったわ。彼の熱意には舌を巻いたわ」と監督の本作へ掛ける思いの強さを明かしている。
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シュルソン監督が「本作は、わかりやすくて心地よい、とても心が温まる映画です」とアピールするように、肩ひじ張らずに観ることができる本作。現在Netflixでは、10連休となるGWを“G(がんばらない)W(ウィーク)”として、“Netflixを見て、本気でサボろう!”をコンセプトに、本作をはじめ連休に合わせて楽しめるコンテンツを多数配信している。
Netflixオリジナル映画『ロマンティックじゃない?』はNetflixにて配信中。