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ディズニーのキャラクターが集まる人気サイト「OH MY DISNEY!」へ向かい、“プリンセスの部屋”に迷い込んでしまうヴァネロペ。プリンセスらしからぬヴァネロペを見て、プリンセスたちはガラスの靴、魔法のランプ、フライパンなど、それぞれのモチーフを武器にして戦闘態勢!
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「あたしもプリンセスなんだよ」とヴァネロペが言うも、信じられない様子のプリンセスたちは、“本物のプリンセス”だと確かめるため、質問攻めに。そんな中、夢見がちな白雪姫の「真実の愛のキスはした?」という質問には、「うげっ! キモーい」とプリンセスらしからぬ一言が飛び出す。
また、ラプンツェルの「男の人がいなければ何にもできない女の子だとみんなに思われてる?」という質問には、「そう! それってムカつくよね」と答え、「本物のプリンセス!」と認められる場面も。自虐ネタが満載、ユーモアたっぷりのシーンとなっている。
特に王子様がいるわけでもなく、自分の意志で自分の夢に向かって真っすぐに突き進んでいくヴァネロペ。大親友・ラルフと友情に危機が訪れても、やりたいことに進んでいくヴァネロペの姿は、まさに現代の女性像を反映させた新しいプリンセスとも言えよう。
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本シーンについてフィル・ジョンストン監督は「自虐的な笑いとプリンセスたちを心から敬意を持って描くことのバランスを見出す必要があったけれど、ディズニープリンセスがいる部屋にヴァネロペが行くという発想は、初期の構想からあったアイデアで、とてもユニークで面白いものだと思ったよ」と誕生の裏話を明かし、「プリンセスの共演シーンは、ストーリーに最高の形で貢献しているんだ。ヴァネロペが成長して大人になってゆく道のりを描くストーリーにおいて、このシーンはヴァネロペの成長にとって不可欠なものとなっているよ」とコメント。
ほかにもプリンセスたちに敬意を払うため、彼女たちの小ネタも満載。映像に映るプリンセスたちの化粧台には、ラプンツェルなら絵具箱、ベルなら本など、それぞれ大切にしているものが置かれており、本作を観る際にはそんな細かい部分にもぜひ注目してみてほしい。
『シュガー・ラッシュ:オンライン』は全国にて公開中。