たった30日間の運命の恋――
京都の美大に通うぼくは、通学電車で出会った女の子に一目惚れし、思い切って声をかけた。すぐに意気投合し、ごく普通の恋人同士になったぼくたちだが、初めてのことがあるたび、彼女はなぜか涙を流す。あるとき、彼女の言動に違和感を覚えたぼくが尋ねると、思いもよらない答えが返ってきた。「あなたの未来がわかるって言ったら、どうする?」彼女の秘密を知ったとき、ぼくたちの恋は“すれ違い”始める――。
出演するのは主人公の男女たった2人…
今回の朗読劇では、本作のために特別に制作されるオリジナルアニメーションとともに、2人の恋に徹底的にフォーカス。出演者は、主人公の男女たった2人だけという形となっている。
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そんな主人公の男女を演じるのは、いま注目の2.5次元俳優や、アニメ・吹き替えなどで大活躍の声優ほか、各界でトップクラスの人気と実力を誇る若手俳優たち。鈴木拡樹×山崎紘菜、梶裕貴×高月彩良、木村達成×清水くるみ、黒羽麻璃央×戸松遥、鳥越裕貴×梅田彩佳、松田凌×内田真礼、三浦宏規×福原遥と、いま最も旬な彼らが同じ作品、同じ役を演じる。
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なお、脚本・演出は独自の手法で様々な「ボーイ・ミーツ・ガール=出会い」の瞬間を描きだし、高い人気と評価を得る劇団「ロロ」主宰の三浦直之。本公演のチケット一般発売は、ローソンチケットにて7月22日(日)よりスタートする。
三浦直之(脚本・演出)コメント
朗読は、あたりまえだけどすでに書かれたものを読む行為です。かつて誰かが書いた言葉を追想する行為っていってもいいかもしれません。それって「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」にとてもよく似合います。出会いに別れを重ねるような、別れに出会いを溶かすような物語を、たった2人の俳優たちと一緒につくります。
七月隆文(「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」著者)コメント
朗読劇にして頂くのは初めてなので、どんなものになるのか、わくわくしています。7通りの高寿と愛美が見られるというのも、ならではの贅沢で、それぞれの役者さんがどんなふうに演じられるのか、違いがとても楽しみです。
恋を読む「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」は8月24日(金)~29日(水)オルタナティブシアターにて上演(計17公演予定)。