『となりの怪物くん』は、ろびこによる累計発行部数610万部突破の大人気同名漫画の実写映画化。行動予測不能な超問題児で「怪物」と呼ばれる高校1年生の春(菅田さん)と、同級生でガリ勉&冷血の雫(土屋さん)は、二人して恋人はおろか、友達もいない。しかし、雫が不登校の春の家に嫌々プリントを届けに行ったことがきっかけで出会い、春は好意を寄せ、唐突に「シズクが好き」と告白。無関心な雫だったが、やがて春の本当の人柄に触れ、次第に心惹かれていく。
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■菅田将暉、速水もこみちに「かっこいい! オリーブオイル!」
ランウェイでも手を取り合ったり、突っ込み合ったりなど、とにかく距離感近く、いちゃいちゃもありで盛り上げたキャスト陣に、観客も沸きに沸いた。それぞれが挨拶を始めると「格好いい!」、「かわいい」など、さらなる黄色い声援が包んだが、速水もこみちが「こんばんは」と挨拶を始めると、なぜか会場は一瞬静まった。すると、速水さんが「なんか、“かっこいい~”とか、ないんですか(笑)?」と煽ると、場内はもちろん「格好いい」コールが飛びつつ、菅田さんは「かっこいい! オリーブオイル!」と付け加えて叫び、さすがの速水さんを爆笑させていた。
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撮影の思い出を尋ねられた古川雄輝は、「初日がすごく印象的でした。菅田くんに7年ぶりに会って、当時は同級生の役だったんですけど、今回(自分が)お兄ちゃんの役で。7年ぶりの場所が、その映画とたまたま同じ場所で。お互いに“ここ、あのときの場所だ”と懐かしいし、不思議な感覚で」と運命的ないきさつを語ると、菅田さんも感慨深そうにうなずく。
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■土屋太鳳「菅田将暉史上一番かわいい」
菅田さんと土屋さんは、本作で初共演となった。互いの印象について、菅田さんは「太鳳ちゃんはすごく真面目というか、素直というか。衣装合わせで初めてお会いして、『菅田さん、いま髪型を迷っています。ぱっつんかセンター分けか、どっちがいいと思います?』」と、土屋さんがその場で前髪をかき分けるパフォーマンスをしたという。「その真面目さが雫だ、と思って。一発目からやる気出ました!」と、土屋さんの女優魂に触れた。
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土屋さんは「菅田さんは、いろいろな映画に出演されていますが、『とな怪』が、菅田くん史上、一番かわいい菅田将暉が詰まっている作品だと思います!」と満席の観客に訴え、「ぜひ楽しんで観ていただきたいです」と終わりの挨拶に代えていた。
そのほか、完成披露試写会には、山田裕貴、池田エライザ、浜辺美波、佐野岳、月川翔監督が出席した。
『となりの怪物くん』は4月27日(金)より全国東宝系にて公開。