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到着した映像では、主演のウィルが「この映画の世界は非常にユニークだ!」「さまざまな世界観が見事に融合しているよ」と絶賛している通り、本作の魅力の1つがその世界観。様々な種族が共存するファンタジー的な世界を舞台に描く本作についてデヴィッド・エアー監督は、「ファンタジー要素を現代社会に融合させなくてはいけない。世界観を作り上げるのに苦労した」とコメント。また、怪物オークのジャコビーを演じたジョエル・エドガートンは、「セットにオーク語を描いた」と言い、エルフやオークなどを違和感なく現実の世界に落とし込むため、わざわざオーク語やエルフ語の設定までしたことも明かされている。
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そして、ひときわ目を引くオークの特殊メイクについて監督はジョエルと試行錯誤したそう。映像の中では、早送りでオークに変身している様子が映し出されているが、実際には毎日3時間もかかったようで、ジョエルは「僕が特に心配だったのは、メイクアップ用の椅子に3時間座りっぱなしでいることや、ずっと重いゴム製のマスクで顔全体を覆った状態で全編を撮影することだった」と、その状態で演技に加え、精神的に耐えられるのか全く想像がつかなかったと話している。またマスクだけでなく、衣装でも本物の筋肉に見えるように「特注の筋肉スーツを作った」と言い、そのこだわりが垣間見える。
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ジャコビーとバディを組んだウィルは、そんなジョエルについて本当に役作りが大変だったじゃないかと言い、「特殊メイクのために何時間も椅子に座っていなければいけなかったし、厚さ2cmのラテックスを顔の上に塗った状態で感情を表さなければならなかったんだ。彼は必要な顔の表情が出せるように、メイクのデザインに関しても自ら積極的に働きかけていた。そして最終的には自らのやり方を考え出し、メイクした状態のままで様々な表情が出せるようになっていたんだ。彼には役者として特別なスキルがあるんだよ」と大絶賛している。
また、本作では現実感を出したかったと言う監督は、「大胆な作品だ。だからこそ面白く刺激的に感じるだろう」とアピールし、ウィルも「一風変わった視点から社会を見てみてほしい」とメッセージを寄せている。
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