地球の支配者が変わる、“原点”へとつながる『猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)』が大ヒット公開中だ。本作で早くも注目を集めているのが、ユーモアと知性を秘めたバッド・エイプ。SNSでも「お茶目で可愛い」と話題を呼んでいる彼の“愛されキャラ”ぶり全開の本編映像を、シネマカフェが入手した。>>あらすじ&キャストはこちらからカリスマ的な主人公のシーザーが、最愛の家族を殺害されるという悲痛なエピソードで幕を開ける本作。軍隊を統率する冷酷非情なリーダーである大佐への憎悪に駆られたシーザーは、大勢の仲間を新たな隠れ場所へと向かわせ、自らは復讐の旅へ。シーザーが旅の途中に出会い、大佐の居場所へ道案内させることになるのが、動物園出身で、人間の物資を盗んで生きている奇妙なチンパンジーのバッド・エイプだ。本作が公開されると、「バッド・エイプが出てるシーンが本当に癒し」「バッド・エイプちゃん可愛すぎる」「バッド・エイプお茶目で可愛い 『ハリポタ』のドビーみたい」とSNSを中心に話題沸騰。前作からメガホンをとるマット・リーヴス監督は、「彼が知性を得たときにいた動物園では、待遇が良くなく『悪い猿(バッド・エイプ)め!』と叱られていた。そんな環境で言葉を覚えたので、バッド・エイプと名乗り始めた」と、実は悲しい過去に名前の由来があることを明かす。また、シーザーを演じたアンディ・サーキスは、バッド・エイプについて「本作は、バッド・エイプによる軽快で楽しいシーンがあり、(少女)ノバと(オラウータンの)モーリスの間の温かい交流も描かれるんだ。ユーモア、面白さ、優しい心になれる瞬間があり、一方でとてもダークであるんだ」と、バッド・エイプが作品にユーモアを与えていることを語っている。その言葉を裏付けるように、到着した映像では、モーリスとともに最高にキュートな一面を見せるバッド・エイプに、思わず笑みがこぼれてしまう。シリーズを通して、プロデューサーを務めるディラン・クラークは、「シーザーは暗い旅を続けているが、バッド・エイプに出会うと、シーザーがいつもやらないような行動をする。シーザーにとっての岐路となるちょうどよい時期に出会い、何度も希望の光を灯す」と語り、バッド・エイプの存在はシーザーにとって重要な役割を果たすと説明する。初めてパフォーマンス・キャプチャーでバッド・エイプを演じた、コメディアン出身の俳優スティーヴ・ザーンは、「これほど何かにワクワクするのは久しぶりだし、仕事が楽しくてしょうがない」と、まるでバッド・エイプがシーザーたちに出会ったときのような喜びよう。サーキスが言うように、バッド・エイプの軽快で楽しいシーンには要注目! ちなみに日本語吹き替えでは、柳沢慎吾が声を務めている。『猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)』は全国にて公開中。
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