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本作は、ナチス戦犯を祖父に持ち、ホロコーストの研究に人生を捧げるトトと、ナチスの犠牲者となった祖母を持ち、やはりホロコーストの研究に青春を捧げるザジが、愛と笑いを交えた自分たちのルーツを探す旅を通して、人生を再発見していく物語。
オープニングから畳みかけるようなユーモアと毒舌に、こんなシリアスなテーマで笑っていいのかと思わず不安を覚えるような斬新なアプローチは、新たな“ナチス映画”の扉をこじ開けた。
そんな本作で注目を集めるのが、ホロコースト研究所のノルクス教授の愛犬で、研究所の職員からも可愛がられているマスコット犬・“ガンジー”だ。
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今回公開された映像では、ホロコーストの研究に人生を捧げる主人公トトが、アウシュヴィッツ会議の責任者から外れるように教授から言い渡されている。教授になでなで、ぐりぐりしてもらい、ご満悦のガンジーだが、「アウシュヴィッツ会議は自制できる者でないと」とトトを制しながら教授が席を立つと、何やら穏やかではない雰囲気にガンジーも後を追うように立ち去ってしまう。
バックに入れられて頭だけを出し、車に乗っている姿がとても可愛いガンジー。運転手はトト。そして助手席には、ナチスの犠牲者となった祖母を持ち、ホロコーストの研究に青春を捧げるザジ。ガンジーの頭をなでるザジに「構わないでくれ」というトトは、なぜかイライラ。2人の雰囲気は最悪に。そして、情緒不安定なザジによって、この後、ガンジーにとばっちりが!? この続きはスクリーンで確かめてみて。
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『ブルーム・オブ・イエスタディ』は9月30日(土)よりBunkamuraル・シネマほか全国にて順次公開。