「マイケル・コース(Michael Kors)」が「ジミーチュウ(JIMMY CHOO)」を買収することになった。「The Guardian」紙の報道によると、マイケルはオークションにおける競争の末、「ジミーチュウ(JIMMY CHOO)」を9億ポンド(約1,300億円)で落札したとのことだ。1996年に、現在は手を引いているタマラ・メロンとジミー・チュウによって設立された「ジミーチュウ(JIMMY CHOO)」したという。このマイケルの買収金額は最終決定したもので、第3者からのさらなるオファーがない限り、いかなる理由でも変更はないようだ。今年4月には、「ジミーチュウ(JIMMY CHOO)」の主な株主である投資会社「JABラグジュアリー」が、事業の6%を占めていた同ブランドを売却すると発表されていた。今回「マイケル・コース(Michael Kors)」が買収したものの、2012年から就任しているクリエイティブ・ダイレクターのピエール・ドゥニ、サンドラ・チョイはブランドに残る予定だ。また「ジミーチュウ(JIMMY CHOO)」のチーフエクゼクティブ、ジョン・アイドル氏はブランドの未来を危惧してはおらず、「マイケル・コース(Michael Kors)」の傘下のもと、未来に向けての意味ある成長だと信じているとコメントしている。「『JIMMY CHOO』は世界中でそのグラマラスで先進的なフットウェアブランドとして知られています。流行を仕掛けるリーダーなのです。革新的で唯一無二の職人技が、世界中の流行発信者とともに組み合わさります。ジミーチュウが未来に向け意味のある成長をとげることを信じ、過去20年に渡って築き上げてきたブランド資本のサポートを継続していこうと思います」。(C) BANG Media International