シリーズの10年ぶりの最新作にして、新たな3部作の第1作目として世界中のファンを沸かせた『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』。先日、“スター・ウォーズの日”に発売されたMovieNEXに収められている膨大なボーナス・コンテンツの中から、新ヒロインに大抜擢されたデイジー・リドリーの魅力に迫る貴重な映像が、このほどシネマカフェに到着した。砂漠の惑星で家族を待ち続けている孤独な女性・レイ(デイジー・リドリー)は、謎のドロイドBB-8とストームトルーパーの脱走兵フィン(ジョン・ボイエガ)と出会い運命が一変する。一方、十字型のライトセーバーを操るカイロ・レン(アダム・ドライバー)率いる帝国軍の残党であるファースト・オーダーは、 消えたとされる最後のジェダイ、ルーク・スカイウォーカー(マーク・ミハル)の行方を追っていた――。今回の『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』MovieNEXには、約2時間にも及ぶ膨大なボーナス・コンテンツが収録。劇場公開時には秘密のベールに包まれていた製作の舞台裏をも垣間見ることができる。初めて明かされる製作秘話や、製作陣・キャストたちの数々のインタビュー、特撮シーンなどまさにファン垂涎のボーナス・コンテンツはファン必見だ。そして今回解禁されたのは、本作で一躍スターダムに駆け上ったデイジーの魅力を語る映像。「求めていたのは、もろくてタフで怖がりの人物を演じられる無名の新人だった」と語るのはJ.J.エイブラムス監督。さらに、伝説的超大作だけにヒロイン探しはかなり難航し、あまたあふれる志願者のなかで、すべての条件を満たしたのはデイジーだけだったとも熱弁した。また、オーディションに参加した際のデイジーの貴重な映像をも流れ、彼女がいかに逸材だったかが一目瞭然。拷問シーンをリクエストされた際に、感情を爆発させ涙を流す姿に、監督も「圧倒された」と驚きを隠せない様子だ。新3部作の第1作目となった本作で最も画期的だった点は、主人公が女性キャラクターという点。デイジーは重責のヒロインを見事に熱演し、主演としての存在感を世に知らしめた。ロンドン出身で当時23歳の彼女は、それまでの本格的な演技経験としては、端役を何度かと死体役が一度だけ。ところがデイジーは、この映画のためのトレーニングという試練をしっかりと乗り越えてみせ、監督を感心させたという。またデイジーは、「小さな少女たちがレイを見て『私も強くなれる。私もタフになれる。私にも人間関係を築くことができる』を思ってくれること」を誇りに思っているとコメント。さらには、「レイは独立心が強いけれど、絆を築いているし、弱気で傷つきやすくなることだってあるわ。こんなに素晴らしく強くて成熟した女性キャラクターを演じる機会をもらえて最高だわ」とふり返った。キュートなルックスと芯の強さを兼ね備えた新ヒロインは、現在、エピソード8の撮影の真っただ中。彼女の今後の活躍からもますます目が離せないが、まずは本編と一緒にこちらの映像を含めたボーナス・コンテンツも堪能してほしい。『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』MovieNEXは発売中(デジタル配信中)。
デイジー・リドリー主演『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』続編、脚本家に『オーシャンズ12』のジョージ・ノルフィ 2025.1.28 Tue 14:50 2019年に公開後、2023年4月にルーカスフィルムのキャスリーン・…