「私をスキーに連れてって」、「彼女が水着にきがえたら」などで知られる「ホイチョイ・プロダクションズ」制作でBSスカパー!にて放送されるドラマ「恋の時価総額」に出演する田中圭、木南晴夏、中村静香、波岡一喜が撮影現場で報道陣の取材に応じた。バブル時代にラブコメで一世を風靡した同プロダクションの馬場康夫氏が製作総指揮を務めた本作は、スキーやサーフィンに代わり、「株」を現代社会における「モテる男」の必須アイテムとして提示。30代前後の男女4人が隣の部屋に住むマンションを舞台に、恋模様とデイトレーダーが発信する株や経済情報などが絡み合いドタバタが繰り広げられる。田中さんは「それぞれのキャラがちょっと風変わりで…」と語るが、自身と役との共通点を問われると4人ともきっぱりと「ないです!」と断言! どうやら風変わりな部分は「ちょっと」ではないよう…。田中さんは自身の役柄を「おっぱい好きなチャラいドラマのプロデューサーで、一緒に仕事したくない男(苦笑)」とバッサリ。木南さんは「意識高い系の女子でSNSに自撮り写真ばかり上げてて、酒乱」と自身の役を説明し「濃すぎて、みなさん『似ている』とは言いづらいと思います(苦笑)」と語る。劇中、株や経済用語が頻繁に出てくる波岡さんはセリフ量と撮影スケジュールのハードさに「吐きそうになる」とボヤくが、おかげで一同、株に興味がわいてきたよう。「『(実際に株取引を)やろうか?』という話が僕らの間でも出ているくらい」と波岡さんは明かし、田中さんも「このドラマが終わったら、みんなでスカパー!の株を買おうか」と提案。波岡さんは「買うなら今じゃない?」とドラマの進行と共に株の値動きを見守ろうと呼びかけるも、木南さんからは「これで株価が下がっていったらイヤですねぇ…」と悲観論も飛び出し、会場は笑いに包まれた。中村さんは本作のために髪の毛をショートヘアに! 「ずぼらなので、お風呂上がりのドライヤーが楽です」とニッコリ。これまで仕事の関係でショートにできずにいたそうで「2年越しの夢がかないました!」と喜びを語る一方、ショートにしたことに対して「(周りの)反応がなくてさみしい!」と必死でアピールしていた。また、田中さんは4人の恋模様についても強調! 「全員が片思い、一方通行の恋のドタバタが展開しますのでそこも見どころです!」と呼びかけた。「恋の時価総額」はBSスカパー!にて10月23日(金)より放送開始(金曜21時~)。