大作映画が相次ぐこの夏、7月31日より全国公開されたアニメーション映画『ミニオンズ』が好調なスタートを切った。全国330館で公開され、公開から3日間で604,362人動員、興行収入は7億3848万5550円で、週末興行ランキング第2位を記録した。今年公開されたハリウッドアニメ作品のなかでは、ナンバーワンのスタートという快挙だ。土日2日間の興行収入5億4598万9900円で、これは前作『怪盗グルーのミニオンズ危機一髪』の162%の数字となっており、最終興収25億円を突破した前作越えは確実と見られている。『ミニオンズ』は、日本でも大ヒットした「怪盗グルー」シリーズで大人気のキャラクター、バナナが大好物な謎の生物ミニオンたちを主人公にした作品だ。これまで謎に包まれていたミニオンたちの過去が心躍る冒険とともに描かれる。7月10日(金)に日本に先立ち全米公開された本作は、初日興行収入がアニメーション作品歴代1位という快挙を成し遂げた。現在までに世界興行収入は8億5469万1000ドルを突破している。最終的には11億ドルを超える見こみだ。世界中で大ヒットとなっている。配給によると、夏休みということもあり幅広い層が劇場に足を運んでいるという。家族連れから中高生、カップルまで客層は幅広く、なかには黄色いトップスにオーバーホールといった“ミニオンルック”で来場する観客も多く見られた。作品評価では、やはりミニオンの可愛らしさが好評のようだ。またアトラクション感抜群なストーリーも支持されている。さらにミニオンの人気は映画の枠を飛び越えている。ユニバーサル・スタジオ・ジャパンでは新エリア「ミニオン・プラザ」が好評で、ミニオンとコラボした様々な商品が飛ぶように売れている。まだまだ続く夏休み、今後も多くの観客がミニオンたちに魅了されそうだ。映画『ミニオンズ』全国大ヒット公開中