『アナと雪の女王』で驚異的ヒットを記録したディズニーが贈る、来春公開の最新ミュージカル『イントゥ・ザ・ウッズ』。本作で「赤ずきん」が森の中で遭遇する恐ろしいオオカミ役を演じるハリウッドきってのカメレオン俳優、ジョニー・デップのビジュアルが解禁された。本作は誰もが知っているシンデレラ、ラプンツェル、赤ずきんといった、おとぎ話のヒロインたちの「めでたし めでたし」の“その後”を、ミュージカルで描く大人のための物語。願いを叶えたはずのヒロインたちに待ち受けていた驚くべき運命とは…。『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズではキャプテン・ジャック・スパロウ、『シザー・ハンズ』ではハサミの手を持つ人造人間、ほかにもチョコレート工場長、ヴァンパイア、帽子屋に、近作ではインチキ美術商と、世界中から愛される特徴的なキャラクターを演じ続けてきたジョニー。本作のオオカミ役にも期待が高まるところだが、さすがの彼も“動物”を演じるのはキャリア初。とはいえ、ジョニーに演じられないキャラクターなんてない! とばかりに、今回解禁されたビジュアルでは、オオカミの耳や尻尾を携えているものの、赤色のポケット・チーフのアクセントが効いたスーツを着こなし、彼が持つ独特な色気を発揮。もちろんトレード・マークの帽子も身につけ、オシャレなオオカミに変身している。本作の指揮を取る『シカゴ』『NINE』のロブ・マーシャル監督も「ジョニー・デップには『パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉』で共に仕事をした直後に、オオカミ役を演じてくれるよう依頼して、すぐにイエスと言ってもらえたのです。現在、彼のように本当の意味で独創性を持ち、楽しさに溢れ、大胆でエキサイティングな俳優はいません。言うまでもなく、彼は寛大でやさしさにも満ちています」と、彼の“オオカミ姿”にご満悦なご様子。また本作は、ブロードウェイの伝説「ウエスト・サイド物語」のスティーヴン・ソンドハイムのロングラン・ミュージカルの映画化というだけあり、オオカミに扮したジョニーだけでなく、魔女を演じるメリル・ストリープ、シンデレラ役のアナ・ケンドリックらが織りなす美声も期待できそうだ。全米では12月25日クリスマス公開を予定しており、来年発表のゴールデン・グローブ賞、アカデミー賞受賞となるか注目を集めている。ジョニー自身初の“動物”役という新境地を拓いた、見る者を鮮やかに裏切るおとぎ話の“その後”。日本公開が待ちきれない。『イントゥ・ザ・ウッズ』は2015年3月14日(土)より全国にて公開。