俳優の斎藤工が10月13日(祝・月)、都内で日本語吹替えを務める中国映画『西遊記~はじまりのはじまり~』の公開アフレコを実施。主人公のイケメン妖怪ハンターを演じ「僕は二枚目ではないし、自堕落な生活を送っている。この前もガスを止められて…」と明かした。『少林サッカー』のチャウ・シンチー監督が6年ぶりに放つ新作で、文字通り「西遊記」の“はじまり”を描いたアクションエンターテインメント。妖怪によって人間が言葉を奪われた世界を舞台に、「大いなるものに己を差し出す」の信念を持った若き妖怪ハンター・三蔵法師が、自身を危険にさらしながらも水の妖怪、豚の妖怪、そして妖怪の大王・孫悟空に戦いを挑み…。斎藤さんが演じる主人公の玄奘は、のちにあの“三蔵法師”になるという役どころで、「普段のお芝居に比べると、感情がオーバーくらいでちょうどいいので、大声も出せて爽快ですね」と初めての映画吹替えを存分にエンジョイ。「シンチー監督が頭の中にあるイメージを忠実に再現していて、まさに劇場で観るべき映画」と太鼓判を押した。この日は斎藤さんと共に、映画オリジナルキャラクターである女妖怪ハンター・段役を担当する女優の貫地谷しほりがマイクに向かい「叫ぶシーンも多くて発散できました(笑)。似ているところ? 強そうなところですかね」とこちらもアフレコを満喫。もともとシンチー監督の大ファンだと言い「参加できて嬉しい」と笑みを浮かべていた。斎藤さん&貫地谷さんは、かつて同じ演劇研究会に所属していたそうで「古くからの知り合いなので、こうして並ぶのは不思議な感じ」(貫地谷さん)と感慨深げに語っていた。『西遊記~はじまりのはじまり~』は11月21日(金)よりTOHOシネマズ 有楽座ほか全国にて公開。