今年で第6回目を迎える「沖縄国際映画祭」が3月20日(木)、沖縄・宜野湾市でついに開幕! 1日目となる本日は、各作品の舞台挨拶や様々な映画上映、さらにビーチステージにアイドルが大集合するなど大きな盛り上がりを見せる中、行定勲監督の最新作『円卓』の上映会が行われ、主演の芦田愛菜と行定監督が舞台挨拶に登壇した。本作は愛菜ちゃん演じる偏屈な小学3年生・琴子(こっこ)が大阪を舞台に織りなす、ひと夏の成長物語。「うるさい! ぼけ!」など凄みさえ感じてしまう関西弁でまくしたてるダークヒロインを演じることで注目を集めている。この日、愛菜ちゃんが白で統一された衣装に身を包み登場すると、客席からは「可愛い~」と歓声があがり、愛菜ちゃんもニッコリ。そんなキュートな愛菜ちゃんとの仕事について聞かれた行定監督は、「天才子役って言われていますが、すごく努力している子で、台本を300回読むんですよ(笑)。『台詞覚えが悪いんですよ』って最初に言われて、現場に来てから台本を見てるところなんて見たことないんですよ。その場で変更してもすぐに対応してくれる」と、大人顔負けの女優っぷりに賛辞を贈る。これを受けて愛菜ちゃんは「何回も読むと初めには気付かなかったこっこちゃんとか、違う人の気持ちで読むと、また違うこっこちゃんが見えてくるんです」と流石はハリウッド映画も経験した名女優といったコメントで会場を沸かせた。撮影現場ではお絵かきやおしゃべりで盛り上がっていたというが、愛菜ちゃんは「監督が誕生日を迎えられたので、似顔絵をプレゼントしました!」と行定監督は「大きい似顔絵をもらいました」と嬉しそうに語った。最後に、作品の見どころを聞かれた「こっこちゃんはカッコいいことは素直に『カッコええ!』という子なんですけど、周りの反応にどこか違和感を感じるんです。でも、あることを通じて友達や家族との関係が少しだけ変化します。どのように変化するかがこの映画の見どころです」と愛菜ちゃんが完璧に説明し、行定監督は「その通り!」と笑顔で締めくくった。『円卓』は6月より全国にて公開。
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