MTVムービー・アワードのノミネーションが発表になり、『アメリカン・ハッスル』と『ウルフ・オブ・ウォールストリート』がそれぞれ8部門で最多ノミネートを獲得した。この2作に加えて7部門で候補になった『ハンガー・ゲーム2』、『ホビット 竜に奪われた王国』、そして第86回アカデミー賞作品賞に輝いた『それでも夜は明ける』の5作が最高賞である「今年の映画賞」を競う。最優秀女優賞は主演・助演を問わず、『アメリカン・ハッスル』のエイミー・アダムス、『なんちゃって家族』のジェニファー・アニストン、『ゼロ・グラビティ』のサンドラ・ブロック、『ハンガー・ゲーム2』のジェニファー・ローレンス、今年のアカデミー賞助演女優賞を受賞した『それでも夜は明ける』のルピタ・ニョンゴがノミネートされた。最優秀男優賞候補は、アカデミー賞主演男優賞受賞の『ダラス・バイヤーズクラブ』のマシュー・マコノヒーを始め、『アメリカン・ハッスル』のブラッドリー・クーパー、『ウルフ・オブ・ウォールストリート』のレオナルド・ディカプリオ、『それでも夜は明ける』のキウェテル・イジョフォー、『ハンガー・ゲーム2』のジョシュ・ハッチソン。レオは大人気で、作品賞やMTVムービー・アワードならではのユーモラスな賞の数々を合わせて6部門で候補に。『ウルフ・オブ・ウォールストリート』での大熱演を買われて、「最優秀シャツなし演技賞」をクリス・ヘムズワースやザック・エフロンらと競うほか、観客を仰天させる演技に対して贈られる「なにこれ?(WTF Moment)賞」などにノミネートされた。授賞式は4月13日(現地時間)にロサンゼルスのノキア・シアターで開催される。