2014年の元旦早々から佐藤健演じる主人公・剣心の最大の敵、藤原竜也の“志々雄真実(ししおまこと)”のビジュアルが解禁され、ファンの期待値をさらに上昇させた『るろうに剣心 京都大火編』と『るろうに剣心 伝説の最期編』。このほど、2013年7月1日にクランクインした本作がついにクランクアップを迎え、主演の佐藤さんと神谷薫役の武井咲からコメントが到着した。本作は、原作中のクライマックスにあたり、シリーズ中最も人気の高い「京都編」を2部作で描いており、撮影期間は6か月に及んだ。参加したエキストラは延べ5,000人。茨城、山形、熊本、滋賀、兵庫、京都、長野、栃木、千葉、神奈川、東京と1都1府9県をまたぐ全国縦断の大規模ロケを敢行し、その総移動距離は地球の半周分となる約20,000kmにも及んだ。前作に続いてメガホンを取った大友啓史監督は、圧倒的なスケールで映像化不可能と言われた本作の世界観に挑んだ。撮影を終えた佐藤さんは「ここまで愛した役は初めて」と、剣心という役柄への強い思いを告白。「今回改めて剣心を演じる上で、剣心という人物をより深く考えていくうちに、どんどん思い入れが強くなりました」と明かした。「剣心っていう人間を客観的に見てみると、自分の中に住んでいる友達みたいな感じなんです。僕はその友達が大好きでほっとけなくて守りたくて、それほど剣心に対して愛情があって…すごい良い奴なんですよ。こういう感覚は初めてです」と語る。さらに「もちろんどの役に対しても愛情はあるんですが『もっと演じていたい』『ずっと演じていたい』と思えたのは初めてでした」と、自分にとって剣心がどれだけ思い入れのある役であったかを熱いコメントを寄せている。また、本作では前作以上の激しいアクションが見どころの一つとなっているが、「激しいアクションシーンが続いたので、常に怪我をする可能性はあって。だからこそ、普通の現場よりも桁違いの集中力で現場にいなければいけないし、常に気を引き締めていないといけなかった」という佐藤さん。無事にクランクアップを迎えたことに、安堵の表情を見せた。一方、初めて本格的なアクションシーンに挑戦した武井さんは、「今回、薙刀という新しいアイテムだったのですごく練習しがいがありましたし、動いていても自分の中でしっくりくる部分とこなかった部分がだんだん分かるようになって、すごく楽しくやっていました」と、自身のアクションの出来栄えに自信を覗かせる。「大友さんにシバかれつつも(笑)、楽しくすごさせていただきました」と、笑顔を見せながら厳しい撮影を振り返っていた。剣心との決別に「終わりが来るもんなんですね(笑)」と、ちょっぴり寂しそうな様子の佐藤さん。それだけ全身全霊を注ぎ込んだ本作がどのように仕上がっているのか、楽しみは増すばかりだ。『るろうに剣心 京都大火編』は8月1日(金)、『るろうに剣心 伝説の最期編』は9月13日(土)より丸の内ピカデリー、新宿ピカデリーほか全国にて公開。
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