現在43歳ながら、“肌美人”としても知られる永作博美。まもなく公開となる、彼女が主演を務めた『四十九日のレシピ』でヘアメイク担当の竹下フミさんに、永作さんの“美”の秘訣をこっそりと聞いた。ある日突然、母・乙美を失った百合子(永作博美)。父・良平(石橋蓮司)が心配だからと実家に帰るが、実は夫(原田泰造)との間に問題を抱え、憔悴しきっての帰郷だった。そんな折、百合子と良平の元に派手な服装の不思議女子・イモ(二階堂ふみ)と、日系ブラジル人の青年・ハル(岡田将生)が現れる――。本作では出戻り娘として実家に帰ってきたヒロインを演じており、竹下さんも「永作さん本人の持っている可愛らしさや綺麗さを少々消し、生活感を感じさせる為に色々と話合いました」と明かすようにメイクはもちろん薄め。素っぴんから永作さんを見ている竹下さんは、それでも“可愛い”と思わせる彼女の美肌についてこう語る。「常に肌のコンディションは良好にしていました。撮影時は11月~で乾燥の時期、その上ホテル暮らしという状況の中、自己管理はさすがです!」と女優としても、女性としてもプロの姿勢を崩さない永作さんを絶賛。実際にお肌のプロから見た永作さんの肌年齢は? と聞いてみると「キメが細かく、弾力がある美肌。第一印象は『毛穴がない!』です。30代前半の肌ですね」とまたも手放しで賛辞を贈る。美肌だけではなく、同性ながら女性としての魅力にも心奪われたそうで、「テンションがいつも一緒んでブレない方だなと。誰にでも同じように接していてとても可愛い人。あの笑顔がたまりません! スタッフみんなメロメロでした(笑)」。また永作さんは、劇中前半は生活に少々疲れている設定のため、役作りのために肌のお手入れをあえてせず、さらに「永作さんの輝きを少々隠しました。マイナスメイクからのスタートでした」という。その後のメイクプランについては、「後半からはラストシーンに向かって再スタートという意味もあり、メイクをプラスして輝かせるようにしました」と語るように、新たに一歩ずつ前へと踏み出していく彼女の終盤の輝きには女性なら誰もが憧れてしまうはずだ。最後に、美のプロに永作さんのような美肌を手に入れるためのアドバイをお願いした。「汚れはキレイに落として、しっかりと水分を入れ込む、たっぷりと化粧水を、そして蒸発しないようにフタをするクリームをのばす。そして、リンパの流れをよくすることです」。本作を観て心を綺麗にした後は、永作さんをお手本に肌美人を目指してみては?『四十九日のレシピ』は11月9日(土)より新宿バルト9、有楽町スバル座ほか全国にて公開。