俳優の岡田将生が10月26日(土)、都内で行われた主演作『潔く柔く きよくやわく』の初日舞台挨拶に登壇した。締めくくりに「今日は失言ばかりですみません…」と平謝りだった岡田さん。果たして、どんな“失言”が飛び出したのか?舞台挨拶には岡田さんを始め、W主演の長澤まさみ、共演する波瑠、高良健吾、中村蒼、メガホンをとった新城毅彦監督が出席。映画は若い女性を中心に高い支持を集める、いくえみ綾の人気漫画を原作に、15歳のときの幼なじみを亡くしたことで恋愛ができなくなったカンナ(長澤さん)と、同じく心に傷を抱える禄(岡田さん)が自らに向き合い、互いを支えに再生していく姿を描く。思わず胸キュンするラブストーリーにちなみ、「どんな瞬間に胸キュンするか?」をテーマに舞台挨拶は進行。「突然キスされると、胸がキュンとする」と答えた岡田さんは、司会者は「実体験ですか?」と追及され、「さあ、どうでしょうね」と思わず冷や汗…。すかさず長澤さんが「憧れですよね!」と助け舟を出すと、「そう、憧れです! 憧れ」と照れくさそうな表情だった。さらに、ハロウィン・シーズンにちなみ「どんな扮装がしたい?」と問われた岡田さんは、「ジョジョですかね。僕、『ジョジョの奇妙な冒険』大好きなんで。もし今後、ヒット御礼(の舞台挨拶)とかあれば、ジョジョの格好で来ますよ」と上機嫌だったが、次の瞬間「ウソですよ!」と再び冷や汗…。これには長澤さんもフォローができず、ただただ大爆笑だった。気を取り直して(!?)、長澤さんは「原作の大ファンだったので、まさか私がカンナを演じるなんて。できるかなと不安にもなったが、みなさんと作品に向き合うことで、素敵な成長物語に仕上がった」とコメント。「“いくえみ男子”は、なかなか思い通りにならないのが、いいんですよねえ」とファンならではの視点で魅力を語っていた。『潔く柔く きよくやわく』は全国東宝系にて公開。