今年4月に公開された、松田龍平・主演作『舟を編む』が2014年3月にアメリカで行なわれる第86回米国アカデミー賞「最優秀外国語映画部門」の日本代表作品に決定したことが決定した。今回の発表は日本映画製作者連盟が行ったもので、本作で監督を務めた石井裕也は史上最年少(※30歳)での日本代表作品になるという。原作は、2012年度「本屋大賞」に輝いた三浦しをんの同名小説。松田さん扮する主人公・馬締光也(まじめみつや)を中心に、個性派揃いの玄武書房・辞書編集部の面々が、見出し語24万語の新しい辞書「大渡海」の完成に向け、15年という長い年月を費やす姿を描く。松田さん以外にも、ヒロイン・香具矢役に宮崎あおい、馬締の同僚でチャラ男の西岡役にオダギリジョー、黒木華、お笑い芸人「ピース」の又吉直樹などが出演している。石井監督ならびに松田さんからのコメントは明日(9月6日)、発表される。『舟を編む』ブルーレイ&DVDは11月8日(金)より発売。