ボサボサ頭に無精ヒゲ、基本パンイチ姿でゴロ寝。最強にダメダメな主人公・大黒シズオを、日本を代表する“渋い”俳優、堤真一が演じるという驚異のキャスティングで実現した『俺はまだ本気出してないだけ』。そんな本作が、仕事がなく、住む家もない、でも“頑張るしかない!”人たちを応援する「TOKYOチャレンジネット」の啓発ポスターに選ばれた。42歳。バツイチで子持ち。「本当の自分を探す」と勢いで会社を辞めるも、朝からゲームばかりのシズオ(堤さん)。父親(石橋蓮司)には毎日怒鳴られ、高校生の娘(橋本愛)に借金し、バイト先ではミス連発。ある日、突然「とうとう見つけちゃった。俺、マンガ家になるわ」と宣言するのだが…。そんなどうしようもないシズオが、今回、“本気出して”応援する「TOKYOチャレンジネット」とは、「生活の基盤が不安定なために住まいを借りられない」「定職に就く意欲はあっても充分な就職活動ができない」「日雇いなどの不安定な仕事をするしかない」など、不安定な就労に従事する人や離職者を対象に、暮らし、仕事、住まいなどについて相談を受け付け、生活支援や就労支援、居住支援を行う東京都のサポート事業。現在、『俺はまだ本気出してないだけ』のタイアップポスターは、都内の自治体施設や、ハローワーク、図書館、インターネットカフェ、カプセルホテル、銭湯などいたるところで目にすることができるのだが、「42歳でいきなり仕事を辞め、漫画家になるわと言い出す“迷子の大人代表”=大黒シズオだけには応援されたくない!」と、かえって若者のヤル気を奮起させているとか、いないとか?最近の株価回復、失業率改善に影響していると言われる”アベノミクス“の裏には、もしかすると、今回のタイアップポスターを反面教師にするという、まさかの“シズオミクス”の効果が!? とはいえ、迷子の大人だって“本気を出せる!”ことを、本作が証明してくれるに違いない。『俺はまだ本気出してないだけ』は6月15日(土)より全国にて公開。