ヘイリー・スタインフェルドはいじめが原因で学校を去ることになったのだという。『トゥルー・グリット』の役柄で当時若干14歳にしてオスカーにノミネートされた経験を持つ現在16歳のヘイリーは、同級生からのいじめにあったことにより、2008年カリフォルニア州サウザンドオークスにある中学校を退学せざるをえなかったのだという。アメリカ版「Glamour」誌で「いじめというのは、私も経験したことがあるわ。3年生から6年生で(学校を)退学するまでね。まだつらいわ」と語っている。そんなヘイリーは現在、自殺を考えているLGBT(レズビアン、ゲイ、バイセクシャル、トランスジェンダー)の10代の若者の相談相手としてザ・トレヴァー・プロジェクトの活動に携わっており、その若者たちの助けとなることに熱心に取り組んでいる。ヘイリーは「もし私が『私がうまくいくって言ったときには私を信じて』って言う人間になれるのであれば、そういう人になりたいわ」と話す。「いじめっ子たちは他人の(個人的な)何かを引き合いに出すわ。でももしそのエネルギーを誰かを笑わせるために使えるなら、私たちが長期的に多くの人を救えることになると思うの」と話した。