F・スコット・フィッツジェラルドの傑作「The Great Gatsby」を基に、レオナルド・ディカプリオを主演に迎え、バズ・ラーマン監督が3D映画化した『華麗なるギャツビー』。世界中から熱い注目を集める本作が、開催中の「第66回カンヌ国際映画祭」にて、5月15日・夕方(現地時間)、オープニング作品として上映され、主演のレオを始め、共演のトビー・マグワイアにキャリー・マリガン、ラーマン監督らがレッドカーペットに登場した。
カンヌ初参加となるトビーは、完璧過ぎる男・ギャツビーに疑念を持つニックを演じたが、「とても興奮しているんだ。信じられないよ! 僕がこの映画に関わり始めたのは4年前。バズと『The Great Gatsby』の映画化について話をするので『来ないか?』とレオが電話してきたのが始まり。今日は本当に嬉しいよ!」と本作の企画が動き出した運命の日をふり返った。
最後に、ラーマン監督から「初めてカンヌへ来たのが『ダンシング・ヒーロー』(ある視点部門)のとき。その後『ロミオ+ジュリエット』、そして今回『グレート・ギャツビー』を引っ提げて“子どもたち”と一緒にやってこられたので、感慨深いね。フィッツジェラルドが「The Great Gatsby」の一部を書いたこの地で上映できるのは、とても意味深いと思う」と挨拶し、割れんばかりの拍手が沸いた。