働く女性にとって映画は身近な存在。仕事が終わってまったりDVDを見たり、週末には映画館に行ったり。実は、映画には使える着こなしや旬のファッションがいっぱい。映画を満喫するのと同時に、オフィスやプライベートで取り入れられるおしゃれのコツを学んでみませんか?仕事、年齢、貯金、結婚、妊娠、介護…。「自分が選んできたことは、間違っていたのか?」とそれぞれの道を歩んできた女性に、人生の迷いや悩み、不安は尽きない。それでも小さな幸せを見つけて、今を生きていく彼女たち――。料理好きでカフェ勤務歴十数年のすーちゃん(柴咲コウ)、OA機器メーカー勤務のまいちゃん(真木よう子)、ウェブデザイナーのさわ子さん(寺島しのぶ)という仲良し3人それぞれの恋や仕事を描く映画が『すーちゃん まいちゃん さわ子さん』です。彼女たちのファッションで注目したいのは、春らしいきれいな色の取り入れ方。とりわけストールは3人それぞれのキャラクターを物語る重要なツールにもなっており、色・柄や素材、巻き方まで着こなし別にも参考になりそう。すーちゃんは、淡いトーンのドット柄ストールを顔周りに添えて優しい人柄を、さわ子さんは、チェック柄ストールでシャープなムードを、まいちゃんは鮮やかなブルーを巻いて活動的な印象に見せています。出会いの多い春だからこそ、きれいな色の巻き物を選んで、親しみやすい人柄を印象づけたいもの。地味にまとまりがちな通勤コートルックにも、巻き物は華を添えてくれます。温度変化の激しい春先に重宝する春コートの着こなしを無愛想にさせない工夫としては、コートの前を開けてインナーやボトムスを見せたりするほかに、袖先レイヤードも効果的。短めの袖先に明るい色のインナーをのぞかせる、おしゃれゴコロあふれる軽快な着姿は参考になります。ウイークデイに通勤用として着ているコートも、週末には足元をソックスやスニーカーで合わせると、程よいヌケ感あるこなれた仕上がりに。カフェ店員にメーカー勤め、ウェブデザイナーと、3人それぞれの仕事に似合うコーデが登場するから、映画の中から自分好みの着こなしロールモデルを見付けてみては。押さえておきたい、春のトレンドキーワード6春のトレンドキーワード1 「60年代調」レトロなシルエットのコートはレディライクな装いに仕上げてくれます。ワンピース風のフォルムがフェミニンな印象を与え、鮮やかなコーラルピンクがフェイス周りに明るさをプラス。インナーに黒の長袖を着て袖口からのぞかせれば、腕周りがシャープに引き締まって見えます。春のトレンドキーワード2 「鮮やかな色使い」青やピンク、黄色などの鮮やかな色使いも新トレンドに浮上。海を思わせるブルーのカーディガンはみずみずしいスタイリングとさわやかな涼感を引き寄せます。肩に寄せたギャザーは遊びゴコロを感じさせる心憎いデザイン。春のトレンドキーワード3 「オプアート(オプティカルアート=視覚的美術)」目新しさを感じさせる筆頭格は「オプアート(オプティカルアート=視覚的美術)」。ストライプや幾何学模様で目を操るアート感覚のプリントに注目して。ジオメトリック柄のシャツは1枚で装いを華やがせてくれるのに加え、すっきり見せる効果も期待できそう。春のトレンドキーワード4 「レース生地や透ける素材」レース生地や透ける素材はヒット確実だから見逃せません。ほのかなセクシーやつややかな透明感を寄り添わせ、アクセサリー感覚としても使えます。レース×シフォンミックスのストールは繊細なたたずまいがフェミニンなコーデをアシスト。シーズンフリーにまとえるのもうれしい。春のトレンドキーワード5 「シャイニー」まばゆい「シャイニー」をさりげなく取り入れるのが新鮮です。光に照り映える素材でスポーティ風に仕上げたブルゾンジャケットは程よくリュクスな風合い。手持ちワードローブに重ねるだけで、大人リラックスコーデが舞い降ります。春のトレンドキーワード6 「スポーティ」ロングトレンドになっている「スポーティ」は、これまで以上にフェミニンなアレンジを意識して。リバティ×ナイキがコラボした花柄スニーカーからは春の足音が聞こえてきそう。ワンピースやスカートなど甘いアイテムにも相性を発揮します。あわせて読みたい! 働き女子の気になる関連記事(Woman type)・7割の女性が彼氏のお給料額を知っている! うまく聞き出すコツ4パターン・素敵な大人の女になるために“しなくていいこと” ベスト5・朝5分で作れる!冬フルーツの基本スムージー
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