『スター・ウォーズ エピソードVII』(エピソード7)の監督にJ・J・エイブラムスを引き寄せた立役者は、ジョージ・ルーカスからルーカスフィルムを託されたキャスリーン・ケネディだったようだ。昨年12月にはエピソード7への監督就任の可能性を否定していたエイブラムスだが、その否定発言の直後に、実はルーカスフィルムの社長を務めるキャスリーン、さらに同新作の脚本を執筆するマイケル・アーント、『スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲』『スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還』で脚本を執筆したローレンス・カスダンの計4人で3時間の極秘会議を開いていたと今回明かしている。エイブラムスはその極秘会談について「キャスリーンの手練手管と説得の上手さには舌を巻いたよ。自分の中ではもう参加しないという結論を出していたんだ。でも彼女と出会って話を聞くと、かなりそそられる企画だって突然思ってきたんだよ」と話した。さらにキャスリーンは、エイブラムスが「すでにマイケルとローレンスの2人が企画に参加していることを知って非常に驚いていた」とも明かしている。「もしエイブラムスの中でためらう何かがあったとすれば、それは誰しもが抱くためらいでした。私も同じです。何しろ眩暈がするような遠大なプロジェクトですからね」。そんな当事者さえ気後れしてしまうような超大作のエピソード7だが、現在は女性キャラクターが主人公になる可能性がうわさされている段階で、クロエ・グレース・モレッツが主役候補に挙がっている。