第85回アカデミー賞で作品賞を始め、5部門でノミネートされた『ジャンゴ 繋がれざる者』。同賞の脚本賞でノミネートされ、第70回ゴールデン・グローブ賞脚本賞を受賞したクエンティン・タランティーノ監督が“バレンタインデー”の2月14日(木)に本作を引っ提げ、来日することが決定した。奴隷からガンマンになった男・ジャンゴと、ドイツから来た元歯科医・シュルツ、2人の賞金稼ぎコンビがアメリカ南部を舞台に、悪党どもを撃って、撃って、撃ちまくる姿を描く本作。タランティーノ監督が本作の脚本を書き始めたのは、前作『イングロリアス・バスターズ』のPRで来日した2009年のこと。その本作について、「なぜ多くの西部劇が奴隷制度のことを扱わないのか不思議だった。ハリウッドは醜く汚い歴史を扱いたくないのさ。だけど、この膨大なアメリカの歴史の中で、この時代を無視することはできるかい? そんなの無意味だ」と語っている。本作には、ハリウッドの“永遠の貴公子”レオナルド・ディカプリオが極悪非道なキャンディを演じているが、タランティーノ監督作品と言えばバイオレンスあふれるアクションが見どころとあって、男性ファンが多い。果たして、バレンタインデーの来日時に、タランティーノ監督は、両手にチョコと女子を抱えることができるのだろうか?さらに、監督が来日した11日後には、アカデミー賞の結果発表も控えており、このタイミングでの来日とあってその発言には世界中から注目が集まりそうだ。『ジャンゴ 繋がれざる者』は3月1日(金)より丸の内ピカデリーほかにて全国公開。
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