映画『アベンジャーズ』に出演する米俳優サミュエル・L・ジャクソンが来日し、8月14日(火)に都内で開催された本作のジャパン・プレミアにジョス・ウェドン監督、日本語吹替え版キャストの米倉涼子、竹中直人らと共に出席し約600名のファンの歓声に応えた。世界歴代興行収入1位の『アバター』、2位の『タイタニック』に迫る勢いのヒットを記録している本作。アイアンマンにソー、キャプテン・アメリカ、ハルク、ホークアイにブラック・ウィドウら「マーベル・コミック」が誇るヒーローたちが力を合わせ、地球を救うべく戦う姿を描く。サミュエルは国際平和維持組織「シールド」の長官であり、ヒーローたちをまとめ上げて“アベンジャーズ”結成を決断するニック・フューリーを演じており、この日は会場のスタッフは全員「シールズ」のマーク入りのポロシャツを着用し“長官”を迎えた。サミュエルはファン一人一人のサインや握手の要望に応じながら、レッドカーペットを歩いた。日本では本日より公開となったが、壇上に上がると「日本のみなさんは最高の観客。楽しんで観てもらえたら嬉しい」と語った。竹中さんはサミュエルの声を担当したが、実物と壇上で肩を並べると「存在に迫力があって見とれてしまいます。夢を見ているようです」と感激の面持ち。そんな竹中さんにサミュエルは「竹中さんにやっていただけて光栄です。元々、出演作で素晴らしい俳優と知ってましたから」と感謝の思いを伝えた。米倉さんはスカーレット・ヨハンソンの吹き替えを担当しており、ロサンゼルスで行われたプレミアにも出席しスカーレットと対面しているが「そのときにもらったアドバイスは『アフレコの前日は、ジャック・ダニエルを飲んでタバコをいっぱい吸って、カラオケに行ってガラガラの声で演じてね』ということ。さすがにそれはできませんでしたが(苦笑)、セクシーな女性にトライすべく頑張りました」とふり返る。ウェドン監督は赤いセクシーなドレス姿の米倉さんに見とれて「スカーレット? WHO?(スカーレットって誰だっけ?)」とその美貌にノックアウト? 同席したプロデューサーのケヴィン・ファイギ氏も「スカーレットが足を折ったりバカンスを取ったりするかもしれません。そのときは米倉さんの携帯が鳴るかも(笑)」と続編での米倉さんの起用を示唆!?当の米倉さんも乗り気で「次回作での私の出演に期待してください!」と堂々のアピールで、会場は拍手と歓声に包まれた。『アベンジャーズ』は全国にて公開中。特集:この夏アツイ!男たちhttp://www.cinemacafe.net/special/heroes