世界随一の規模を誇るジャンル映画の祭典、第16回プチョン国際ファンタスティック映画祭が、ソウル近郊・富川(プチョン)市で7月19日から29日(現地時間)まで開催され、韓国のみならず、台湾、中国などのアジアン・ビューティたちがレッドカーペットを飾った。特に目を引いたのが、過去1年で最も活躍した女優に贈られるプロデューサーズ・チョイス賞に選ばれた、ハ・ジウォン。日本でも公開された『第7鉱区』やドラマ「シークレット・ガーデン」で、いまや韓国のトップ女優となった彼女は、肌の露出は少ないものの、その抜群のスタイルを全面に押し出したシルエットのドレスで、周囲を圧倒。韓国のデザイナー、キム・ヨンジュのブランド「Kayesu」のドレスには本人も相当ご満悦だったようで、当日のツイッターに「最高の気分! もっと着ていたい」と書き込んだほど。同賞の男優賞を受賞したハ・ジョンウとの2ショットもお似合いで、ぜひ共演を望みたいところ。『サニー 永遠の仲間たち』で謎めいた美少女・スジを演じてブレイクしたミン・ヒョリンは、プチョン市民が最も会いたいスターを選ぶファンタジア賞を受賞。米国ブランド「マルケッサ」の胸元の大きく開いた真っ赤なドレスで、「期待に添えるよう頑張ります」と緊張気味に挨拶していた。男優部門には、『高地戦』のイ・ジェフンが選ばれた。また、台湾俳優ジミー・リンと共演したラブコメディ『FLYING WITH YOU』(原題)が映画祭で上映されたチャン・ナラは、劇中の結婚式を思わせる白いシフォンドレスで、清純派をアピール。新作ホラー『未確認動画』のヒロイン、パク・ボヨン(『過速スキャンダル』)も、やはり白いシフォン・ドレス。こちらは足もしっかり見せ、22歳らしい若さを強調していた。映画祭大使である「PiFanレディ」を務めたパク・ハソン(「トンイ」)はエキゾチックな黒のドレス。正面からは地味に見えるが、実は背中がざっくり開いており、ドキッとさせるスタイルだった。映画祭は日本の『宇宙兄弟』がグランプリと観客賞の2冠に輝き、喝采の中、幕を閉じた。クロージング作品として『愛と誠』が上映され、斎藤工が舞台挨拶。英国紳士を思わせる黒い帽子&テールコート姿で、黄色い歓声を浴びていた。(text/photo:Ishizu Ayako)© Yonhap/AFLO
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