ジョージ・クルーニーやブラッド・ピットら、豪華キャストを集めて1日限りの上演を行った朗読劇「8」が200万ドル以上の収益を「American Foundation for Equal Rights」に寄付した。3日、ロサンゼルスのウィルシャー・エベル・シアターで上演された「8」は、『ミルク』、『J・エドガー』のダスティン・ランス・ブラック作の戯曲で、カリフォルニア州の同性婚を禁止する「提案8号(Proposition8)」を題材にしたもの。同性愛者、異性愛者に平等の権利を求める主旨に賛同したマーティン・シーンやケヴィン・ベーコン、TVシリーズ「glee/グリー」のクリス・コルファーらも出演した。公演はインターネットでも中継され、20万以上ものアクセスがあったという。ジョージ・クルーニーは出演を決めた理由について「歴史の正しい側に立つことは大切だ。20年後には、なぜ僕が立ち上がったかなんて誰も疑問に思わないようになっていてほしい。いまに、どうしてこんなことが問題になったのかと人々が思う日が来るだろう」と「The Hollywood Reporter」誌に語った。
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