韓国で大ヒットした群像劇「コーヒープリンス1号店」の第2回目は主人公のコ・ウンチャンとチェ・ハンギョルを演じているユン・ウネとコン・ユを紹介します。コ・ウンチャン(ユン・ウネ)は華奢な身体にハスキーボイス、そしてボサボサ気味のショートカット、ほとんど毎日ジーンズとTシャツという服装で、いつも男性と間違われてしまいます。ですが、父は早くに亡くなり、母は今ひとつ経済観念がなく、妹はまだ高校生という家庭の事情もあり、一家の大黒柱としてむしろ男性のように振る舞ったりもします。早朝の牛乳配達からテコンドーの師範、夜は料理店の配達など、いくつもバイトを掛け持ちして家計を支えている勤労少女です。演じているユン・ウネは、1999年にアイドル・ユニット、BABY V.O.X.に加入、2002年に『緊急措置19号』(原題)で女優としてデビューしました。BABY V.O.X.は2002年に韓国のSBS歌謡祭で大賞を受賞するほどの実力の持ち主ですが、ユン・ウネは2005年に脱退しています。その翌年に出演したTVドラマ「宮〜Love in Palace」で皇太子妃・チェギョンを演じ、女優としての地位を確立しました。ひょんなことでウンチャンと出会ったチェ・ハンギョル。大会社の御曹司であるハンギョルは祖母からお見合いを言い渡されます。そのお見合いをぶち壊そうとウンチャンを“恋人”として雇うのです。ハンギョルはウンチャンのことを男だと思っていますから、もちろん作戦は成功です。これに怒った祖母は、カフェの社長になるか、車も家も取り上げるかの選択を迫り、ハンギョルは渋々カフェの経営に乗り出すのです。ハンギョルに扮しているのは、TVドラマ「ある素敵な日」やクォン・サンウ主演の映画『同い年の家庭教師』のコン・ユ。彼は、三池崇史監督の『龍が如く 劇場版』にも出演していますよ。この「コーヒープリンス1号店」は、「学校4」で注目されながらも、なかなかブレイクのきっかけがなかった彼の代表作となりました。ウンチャンは確かに外見は男の子ですが、本当は情に厚く、責任感が強くて優しい女の子です。そのウンチャンが、ハンギョルとハンギョルの従兄・ハンソンの間で揺れ動き、しぐさや表情が少しずつ女性らしくなっていくところも見逃せません。次回はウンチャンの心を迷わせるハンソンとその彼女・ユジュを紹介します。「コーヒープリンス1号店」4月3日(木)より毎週木曜日、金曜日11:35〜12:30テレビ東京にて放送スタートhttp://www.tv-tokyo.co.jp/coffee_prince_tx/毎週金曜日22時〜(4月から毎週火曜日20時〜)BS-JAPANにて放映中http://www.bs-j.co.jp/coffee_prince/© All Rights Reserved by MBC 2007
【シネマカフェ的海外ドラマvol.376】『ペンタゴン・ペーパーズ』と一緒に観るとぐっと深まる!「グッド・ガールズ!」 2018.3.14 Wed 20:45 海外ドラマをクローズアップ。Amazonのオリジナルシリーズ「グ…