直木賞を受賞した三浦しをんのベストセラー小説を映画化した『まほろ駅前多田便利軒』のビジュアルが解禁。共にバツイチで三十路という設定の役柄に挑む瑛太と松田龍平の姿がお目見えとなった。
ベストセラー作家、伊坂幸太郎原作の『重力ピエロ』の撮影が、現在ロケ地の宮城県・仙台にて行われている。伊坂作品と言えば、『アヒルと鴨のコインロッカー』、『死神の精度』と同氏の作品が次々と映画化されている中、最新作「ゴールデンスランバー」(新潮社刊)が見事、今年の本屋大賞を受賞したばかりだ。第129回直木賞候補にも挙がり、ファンの間でも人気が高い「重力ピエロ」の映像化に注目が集まっている。
仙台に越してきた19歳の椎名は隣人の河崎に声をかけられた。彼は初対面だというのにいきなり「一緒に本屋を襲わないか」と持ちかけてきたのだ。彼の標的はたった一冊の広辞苑。そして本屋襲撃は成功。しかし、そこには河崎とドルジ、ドルジの恋人で河崎の元カノの琴美の、3人の愛しくて切ない物語が隠されていた——。