
- コラム
ファッション小噺vol.109 王道の伝記&ピグマリオン精神に見る“シャネル”
8月8日(土)の公開が決まった映画『ココ・シャネル』。前回ご紹介した『ココ・アヴァン・シャネル』が、シャネル王国を築くきっかけとなった最初の成功まで、つまりガブリエルの半生を綴ったものでした。対してこちらは、すでに有名となり、第二次世界大戦後、15年の沈黙を破って復帰しようとする70歳のココ・シャネルが、自らの人生をふり返るというスタイルをとっています。

- スクープ
オドレイ・トトゥ&シャーリー・マクレーン それぞれのシャネルが映す女の生きざま
時代とともに新しい女性像を表現し、数々のミューズを生み出してきたフランスの老舗ファッションブランド、シャネル。その創立者であり、女性ファッション界に新たな価値観を打ち立てたパイオニア、ココ・シャネルの波乱に満ちた生涯を描いた作品が、奇しくも今年2本公開となる。男性中心の社会の中で、ファッションを通じて女性解放を目指したココ・シャネル。女性の活躍がめざましいいま、彼女の人生が問いかけるメッセージとは——?