高良健吾、真摯に呼びかけ「泣かせようと思ってやってない」
高良健吾と谷村美月、藤井フミヤらが9月25日(土)、東京・千代田区の有楽町スバル座で行われた映画『おにいちゃんのハナビ』(国本雅広監督)の初日舞台挨拶に出席した。
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ギネスにも認定された世界一の大きさを誇る四尺玉花火を打ち上げる新潟・片貝まつりにまつわる実話を基に、白血病を患った妹・華(谷村さん)と妹を励ますために引きこもりから立ち直り、片貝まつりの花火の打ち上げに参加する兄・太郎(高良さん)の絆を描く物語。
本作で映画初主演を飾った高良さんは「難病ものと思われがちですが、泣かせよう、泣いてくれと思ってやってはいません、そんなお客さんをバカにするようなことは…」と真摯に呼びかけ。谷村さんも「華ちゃんから得ることがすごく多かった。自分がどんな状況であれ、ひとのことを思って笑顔でいる、とか。日々考えたことがなかったけど、こういう仕事に就いているし、もうちょっと心がけようと思いました」としみじみ。2人の母親を演じた宮崎美子は「本当に真面目でいい子たちでしょ?」と目を細めた。
一方、挨拶の後半、主題歌「今、君に言っておこう」を書き下ろした藤井さんが登場。司会者から同曲の感想を求められた高良さんは「ありがとうございます。さっきも楽屋でお話したんで…」と答え、すかさず藤井さんが「今度メシ食いに行こう、な感じになっています。九州人は距離が縮まりやすいんで」と自身が福岡県、高良さんが熊本県と九州出身同士で打ち解けた間柄であることを説明。高良さんは「(藤井さんと)メル友なので改めていろんな人の前でお礼を言うのは…」とナイーブな素顔をのぞかせていた。
『おにいちゃんのハナビ』は有楽町スバル座ほか全国にて公開中。
シネマカフェSweet「飾らない格好良さ」
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