クドカン、宮崎あおいからのチョコにほのかな期待「もらえなかったら悲しい…」
宮藤官九郎×宮崎あおいが初タッグにして最強コンビを見せるパンクロック・コメディ『少年メリケンサック』。いよいよ迫る2月14日(土)の“バレンタイン”公開直前イベントとして、同10日(火)、赤坂BLITZで「栗田かんなのバレンタイン・ナイト」と題し、宮藤監督とかんな役の宮崎さん、共演の三宅弘城、そして本作にも出演している銀杏BOYZやSAKEROCK、ZAZEN BOYSをはじめとするパンクバンドが集結してのライヴイベントが開催され、多くのファンが殺到した。
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イベントに合わせて、宮崎さんは劇中の衣裳を担当した伊賀大介によるパンクロックスタイルで、宮藤監督と三宅さんはそれぞれ「監督」と「ぺヤング」と殴り書きされた腕章とシルクハット姿で仲良く登場した。開演前の記者会見で、撮影当時の大河ドラマ「篤姫」との両立の苦労を聞かれた宮崎さんは、「大変だったことは一つもありませんでした。すごいタフですし、仕事が好きなので毎日元気です」と断言。これに監督は「えらいね〜。仕事が好きとか言ってみたい。僕は最近そうでもない…」とぼやきながらも「現場でもすごく反射神経が良くて、演出についても『何で?』と聞かれないので、どんどんエスカレートしていった」と彼女の演技力を絶賛。三宅さんも「(篤姫とかんな)両極端の役をやる宮崎あおいという女優はすごい」と太鼓判を押した。
また、現場の雰囲気について尋ねると、宮崎さんと三宅さんは「監督が一番笑ってた」と口を揃えた。「ずっとニヤニヤしてました。楽しむことを隠さずに全てを出す人は初めてで、安心して演じられました」と宮崎さんが話すと、監督は「いや、おもしろいから。というか、何でほかの監督は笑わないんだろう。きっと家帰って笑ってると思いますけど」と率直なコメントで報道陣を笑わせた。
バレンタイン直前ということで、当然チョコに関する質問も集中したが、巷で話題の“逆チョコ”について聞かれた宮藤監督は「あげないあげない! 男と女が入れ替わっただけじゃん」とバッサリ斬るも、宮崎さんからのチョコに関しては「14日にもらえるかな。14日ももらえなかったら悲しい」と自虐的になりながらもほのかな期待をしたためた。
果たしてバレンタイン当日、宮崎さんがチョコを渡すのは…? 『少年メリケンサック』は2月14日(土)より全国東映系にて公開。