10月21日(日)、東京国際映画祭での上映がワールド・プレミアという、おめでたいお披露目の日を迎えた『カンフーくん』。上映前に主演の“カンフーくん”ことチャン・チュワン、共演の藤本七海、藤田ライアン、そして小田一生監督が登場し、舞台挨拶を行った。観客に「カンフーくん!!」と呼ばれると、バック宙をしながら颯爽と登場したチュワンくん。その愛くるしいルックスとカンフーの腕で、中国・少林寺で行われた2,000名以上のオーディションから選ばれた。本作ではスクリーン狭しと見事なカンフーを見せつけてくれるが、チュワンくんは実際に少林寺の武術学校に通っていたとのこと。「今8歳で、撮影時は7歳」と言う彼に「いつから始めたの?」と聞くと「5歳から」という返事が。2年間でこんなに高度なカンフーを習得したの!? と、周囲を驚愕させたが、続けて「4年間勉強している」とコメント。計算が合わないけど…と司会者を困らせるチュワンくんだったが、会場は笑いに包まれた。さらに「将来はジャッキー・チェンや、ジェット・リーのようなアクションスターになりたい」と言うチュワンくん。そんな彼に(泉)ピン子さんのカンフーはどうでしたか? と聞くと、「とても、いいと思います」とシンプルな返事。好評なピン子さんのカンフーも、ぜひ映画を観てチェック!共演した七海ちゃんは、「頭を撫でると落ち着くんです」と、チュワンくんの頭をすりすり。「現場では恋の話やカンフーくん(チュワンくん)の話で盛り上がりました」と笑顔で語り、ライアンくんは「僕より年が下なのに、心が強くて。怪我をしても泣かない根性の強さにびっくりしました」とコメントした。「中華屋、ニュー幸楽の店員・泉ちゃん役というピン子さんが、『渡る世間は鬼ばかり』そのままの割烹着で演じていることも注目」と小田監督が語る『カンフーくん』。2008年4月、全国にて公開される。「東京国際映画祭特集」http://blog.cinemacafe.net/tiff2007/