わずか 22 歳で手がけた鮮烈な監督デビュー作。住宅難のブダペストで夫の両親と同居する若い夫婦の姿を、16 ミリカメラを用いてドキュメンタリータッチで撮影した。不法占拠している労働者を追い立てる警察官の暴力を撮影して逮捕されたタル・ベーラ自身の経験を基にしている。ハンガリー批評家賞の新人監督賞、さらにマンハイム国際映画祭でグランプリを獲得した。
タル・ベーラ
巨匠タル・ベーラ監督の特集上映「タル・ベーラ 伝説前夜」に合わせて、『サタンタンゴ』『ニーチェの馬』がシアター・イメージフォーラムにて特別上映されることが決定した。