※本サイトはアフィリエイト広告を利用しています

バス・ドゥヴォス最新作『Here』予告&大島依提亜が手掛けるアザーポスター解禁

ベルギーのバス・ドゥヴォス監督最新作にして集大成的作品『Here』の予告編が解禁。さらにアザーポスタービジュアル、場面写真が解禁となった。

映画 邦画ニュース
注目記事

ベルギーのバス・ドゥヴォス監督最新作にして集大成的作品『Here』の予告編が解禁。さらにアザーポスタービジュアル、場面写真が解禁となった。

本作は、2014年に長編第1作を発表して以来、わずか数年でベルリン、カンヌをはじめとする映画祭から熱い注目を集めているベルギーのバス・ドゥヴォス監督の最新作。

解禁された予告では、ブリュッセルに住む建設労働者のシュテファンと、中国系ベルギー人で植物学者のシュシュの2人を主人公に物語が進む様子が捉えられている。アパートを引き払い故郷のルーマニアに帰国するか悩んでいるシュテファンは、姉や友人たちにお別れの贈り物として冷蔵庫の残り物で作ったスープを配ってまわっている。

ある日、森を散歩中に以前レストランで出会った女性のシュシュと再会し、そこで初めて彼女が苔の研究者であること知る。シュシュに促されて、初めて意識し見つめたのは、足元に広がる多様で親密な世界。2人の心はゆっくりとつながっていく…。

初夏の新緑の風景は、どことなくエリック・ロメールやアピチャッポン・ウィーラセタクンを思い起こさせるが、ミニマリズム的な演出や美学、撮影地へこだわり、自然との関係、社会的弱者への偏愛という点ではケリー・ライカート監督作品との共通点も多い。

また、予告の中で「世界と出会い直す魔法」というテロップが登場するが、本作は「我々が気付いていなかっただけで、新たな世界や新たな出会いへの扉は絶えず開き続けている」という希望を感じ取れる作品でもある。

また併せて日本版アートワークを手掛けるグラフィックデザイナーの大島依提亜氏によるアザーポスタービジュアルも解禁された。予告編同様にアザーポスターでも、森の中にひっそりと息づく小さな生命(苔)を見つめるシュテファンとシュシュの写真が使用されている。

『Here』は2024年2月2日(金)よりBunkamuraル・シネマ渋谷宮下ほか全国にて順次公開。


エリック・ロメールBlu-ray BOX Ⅵ
¥14,270
(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)
MEMORIA メモリア(字幕版)
¥1,500
(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)
《シネマカフェ編集部》

特集

編集部おすすめの記事

【注目の記事】[PR]

特集

page top