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ティム・バートン監督、AIによる“バートン風”ディズニーキャラの再現に不満あらわ「ロボットが人間性や魂を奪うようなもの」

今年7月、ディズニーの有名キャラクターをAIによって「ティム・バートン風のスタイル」で再現するという「BuzzFeed」の記事がバイラル化した。

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ティム・バートン Photo by Amy Sussman/Getty Images
ティム・バートン Photo by Amy Sussman/Getty Images
  • ティム・バートン Photo by Amy Sussman/Getty Images
  • ウェス・アンダーソン監督 Photo by Lars Niki/Getty Images for The Academy of Motion Picture Arts & Sciences

今年7月、ディズニーの有名キャラクターをAIによって「ティム・バートン風のスタイル」で再現するという「BuzzFeed」の記事がバイラル化した。

AIはまるでバートン監督の『ティム・バートンのコープスブライド』の世界観にいるような『アナと雪の女王』のエルサや『美女と野獣』のオーロラ姫などを描いた。これらのイメージは大反響を呼んだが、バートン監督にとっては全くおもしろくない出来事だったようだ。

「The Independent」紙とのインタビューで、バートン監督は「彼らはAIにバートン版のディズニーキャラを作らせた。この感覚を言い表すことはできない。他の文化圏において、『写真を撮らないで。魂が抜かれてしまうから』と言われているのを思い出したよ。人からなにかを吸い上げてしまうんだ。魂や精神からなにかを奪う。不愉快。それが自分と関係のあるものなら、なおさらね」と不満をあらわにした。「まるでロボットが人間性や魂を奪うようなものだ」。

「BuzzFeed」はバートン監督の前に、ウェス・アンダーソン監督(『アステロイド・シティ』)風の『ライオン・キング』『アナと雪の女王』などの有名キャラをAIに描かせていた。アンダーソン監督もバートン監督と同様の拒否反応を見せ、「タイムズ」紙に「だれかがそういうものを送ってきたらただちに消して、『そんなのものを送ってこないで!』」と言うと語っていた。


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《賀来比呂美》

休日は猫とお酒と海外ドラマ♪ 賀来比呂美

大学で映画学を専攻、卒論のテーマに『ガタカ』を取り上げる。卒業後は映画やドラマのロケ地で有名なバンクーバーに留学し、街中に溶け込むベニチオ・デル・トロやアイス・キューブを見かけて大興奮。映画三昧の生活を送る。帰国後、数社を経て雑誌編集者として出版社に勤務。シニアの愛猫と過ごす時間を増やすべく、2016年からフリーランスライターに。執筆ジャンルは映画、音楽、ペットなど。人の話を聞くのが大好きで、俳優、ピアニスト、医師など数百名への取材経験あり。

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