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池井戸潤×中村倫也!巨大な陰謀が蠢く「ハヤブサ消防団」キャスト・原作・レビューまとめ<ネタバレあり>

2023年7月13日21時から放送開始となる木曜ドラマ「ハヤブサ消防団」。こちらでは、「ハヤブサ消防団」のあらすじ、キャスト、毎話レビューなどをまとめて紹介する。

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2023年7月13日21時から放送開始となる木曜ドラマ「ハヤブサ消防団」。こちらでは、「ハヤブサ消防団」のあらすじ、キャスト、毎話レビューなどをまとめて紹介する。


あらすじ


スランプ気味のミステリー作家・三馬太郎(中村倫也)は、亡き父の故郷である山間の“ハヤブサ地区”に移住することに。都会のストレスから解放され、穏やかな生活が送れるかと思いきや、地元の消防団への入団を機に一転。連続放火騒動や住民の不審死など、怪事件に巻き込まれていく。真相を探りはじめた太郎は、集落の奥底にうごめく巨大な陰謀に気づき――。


放送日


2023年7月13日(木)より毎週木曜日21時~テレビ朝日系にて放送


キャスト


三馬太郎…中村倫也

立木彩…川口春奈

徳田省吾…岡部たかし

森野洋輔…梶原善

宮原郁夫…橋本じゅん

藤本勘介…満島真之介

山原賢作…生瀬勝久

中山田洋…山本耕史

真鍋明光…古川雄大


スタッフ


脚本:香坂隆史

音楽:桶狭間ありさ

ゼネラルプロデューサー:三輪祐見子(テレビ朝日)

プロデューサー:飯田サヤカ(テレビ朝日)
木曽貴美子(MMJ)
小路美智子(MMJ)

演出:常廣丈太(テレビ朝日)
山本大輔(アズバーズ)
ほか


原作


池井戸潤「ハヤブサ消防団」(集英社)


ハヤブサ消防団 (集英社文芸単行本)
¥1,925
(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)

主題歌


ちゃんみな「命日」(NO LABEL MUSIC / WARNER MUSIC JAPAN)


毎話レビュー<ネタバレあり>


第1話

5年前に“明智小五郎賞”を受賞した三馬太郎(中村倫也)は、崖っぷちのミステリー作家。新作を出すたびに初版の部数を削られ、筆の進まない日々を送っていた。そんな太郎は、ある日、亡き父が遺した一軒家を確認するため、山間の集落“ハヤブサ地区”を訪れる。そこでハヤブサの豊かな自然に心をつかまれた太郎は、この地への移住を決意。

そして近所に住む同年代の青年・藤本勘介(満島真之介)に誘われ地域の飲み会に参加した太郎は、ハヤブサ地区の消防団に入団しないかと誘われる。一度は断る太郎だが、ハヤブサ地区の消防団の奮闘ぶりを目にし入団を決める。しかし、実はハヤブサ地区では今年に入って3回も不審火が起きており、団員たちも連続放火事件を疑っていた。さらにその矢先、住民・山原浩喜(一ノ瀬ワタル)が行方不明になり――。



第2話

“ハヤブサ地区”の自然に惹かれて引っ越してきたミステリー作家の三馬太郎(中村倫也)は、連日、入団したばかりの消防団の練習に駆り出されて疲労困憊。実は、まもなく消防団が日ごろの訓練の成果を披露する“消防操法大会”が開催されるため、分団長の宮原郁夫(橋本じゅん)がピリピリしていた。

そんな中、太郎はハヤブサ地区を襲った連続放火事件の犯人が、先日遺体となって見つかった山原浩喜(一ノ瀬ワタル)だとウワサされていることを知って困惑する。実は太郎は生前の浩喜と会話を交わしており、彼に対して噂とは違う印象を抱いていた。そんな折、太郎は役場勤務の森野洋輔(梶原善)からハヤブサの町おこしの動画企画について相談される。そこで発案者である映像ディレクターの彩(川口春奈)と会うも彼女の態度はどこか冷淡で…。



第3話

ハヤブサ地区の町おこし動画用のシナリオを書き上げたミステリ作家・三馬太郎(中村倫也)は、映像ディレクター・立木彩(川口春奈)と打ち合わせ。以前のそっけなさは消え、頼もしく企画を進めてくれる彩だが、実は“大事なこと”を太郎に隠していた。

そんな中、太郎は亡き父が遺した昔のアルバムから、ほかの写真とは異質の雰囲気を漂わせる、美しい女性(小林涼子)のポートレートを見つける。以前ポストに入っていたシャクナゲの花を手に穏やかに微笑む彼女が気になった太郎は、謎の女性の素性を調べはじめる。

その矢先、東京から担当編集者の中山田洋(山本耕史)が来訪。太郎の陣中見舞いというが、実際はハヤブサでゴルフや釣りを楽しむのが目的で、居酒屋で顔を合わせた消防団のメンバーともすっかり意気投合する。しかし翌日、山奥の渓流まで釣りに出かけた太郎と中山田は、帰路で迷ってしまう。しかもその山は、かつてハヤブサで自ら命を絶った女性の幽霊が出るといわれており…。



第4話

亡き父の法要のため“随明寺”を訪れたミステリ作家・三馬太郎(中村倫也)は、これまで放火された人々の寺への寄進額がいずれも飛びぬけて高いことに気がつく。さらに被害者たちは放火事件後、いずれもルミナスソーラーに自分の土地を売却していた。

また太郎は、いつの間にかハヤブサ地区の情報通になっていた編集者の中山田洋(山本耕史)に自分が脚本を担当する予定だった町おこしプロジェクトのドラマ企画が中止になったと聞かされ、がく然とする。発起人で映像作家の立木彩(川口春奈)からは何も聞かされていなかったが、どうやら町長・村岡信蔵(金田明夫)のダメ出しを受けて中止になったらしい。

ただひとり真実を知らされていなかった太郎は、自分に嘘をついていた彩を問いただす。彩は完成した脚本を町長に見せて考え直してもらうつもりだったと訴えるが、太郎は嘘をつかれたことがやるせなく、ふたりは険悪になってしまう。そんな中、村岡がドラマのかわりに考案した町おこしイベントで、村岡にドラマ企画の再考を直談判する彩を見かけた消防団員たちは、ふたりのために立ち上がる。

彼らの活躍で、無事ドラマを作れることになった太郎と彩は、雨に降られ太郎の家に行くことに。その後ふたりは、引き寄せられるようにキスをして――というのが4話の展開。



第5話

ミステリ作家の三馬太郎(中村倫也)は立木彩(川口春奈)と一夜を過ごした直後、編集者の中山田洋(山本耕史)から、彼女が新興宗教の元信者だと知らされる。しかも、彩が入信していたとされる“アビゲイル騎士団”は数年前、教祖と幹部3名が信者12名を拷問の末に殺害するという凄惨な事件を起こした教団だった。

教祖と幹部は逮捕されたものの何も語らず、動機もうやむやなまま死刑が確定。教団は自主的に解散したが、一部の元信者はいまでも教義を信じているというウワサもあった。そして彩はその教団の広報として、PRビデオを制作していたらしい。

太郎が戸惑いを消化しきれない中、町おこしドラマの撮影がスタートする。監督を務める彩のもと、消防団メンバーもエキストラとして参加。太郎も現場の手伝いに加わるが、気まずくて彩と目を合わせることができない。そして彩から「私たちってどういう関係ですか」と聞かれた太郎はすぐに返答することができず――というのが5話の展開。



第6話

彩(川口春奈)の過去を受け入れ、交際をスタートした太郎(中村倫也)。苦戦していた連載小説も最終回の評判はすこぶるよく、彩とともに過ごす何気ない日々に幸せを感じていた。そんな中、太郎は以前から次の放火のターゲットになると目をつけていた民家に太陽光発電企業“ルミナスソーラー”の営業員・真鍋明光(古川雄大)が出入りしているのを見かける。その直後、太郎の背後に消防団メンバーの山原賢作(生瀬勝久)が登場。実は、賢作は3年ほど前に真鍋の姿をハヤブサ地区で見かけ、不審に思ってひそかに見張り続けていたらしい。

そこで2人は消防団に集合をかけ、真鍋が連続放火に関わっているのではないかという推理を伝え次の放火の標的を探るべく聞き込みを開始する。その矢先、警告なのか、太郎の住む“桜屋敷”で炎が上がり――というのが6話の展開。



第7話

最新作の書籍化を記念して太郎(中村倫也)のサイン会が都内の書店で開催される。そしてそれにあわせて藤本勘介(満島真之介)、徳田省吾(岡部たかし)、森野洋輔(梶原善)、宮原郁夫(橋本じゅん)、山原賢作(生瀬勝久)らハヤブサ消防団のメンバーも東京へと研修旅行にやって来る。一同は久々の旅行、そして大都会に大はしゃぎ。

その後、6人は中山田(山本耕史)が予約してくれた素敵なフレンチのお店で食事をすることに。そこで勘介は、自分たちが不在の間にハヤブサで火事が起きないか心配だと不安をもらすが、それを聞いた太郎は意を決して「放火犯は今、ハヤブサにいない」ことを告げる。そして連続放火犯の名を一同の前で明かし――というのが7話の展開。



第8話

サイン会を終え東京から戻ったミステリ作家・三馬太郎(中村倫也)は、多くの人でにぎわうハヤブサ地区に驚く。混乱しながらも、恋人の彩(川口春奈)の家へと急ぐ太郎だが、目の前に現れたのは、“アビゲイル騎士団”の後継団体、“聖母アビゲイル教団”の弁護士・杉森登(浜田信也)と太陽光発電企業“ルミナスソーラー”の営業員・真鍋明光(古川雄大)だった。そして杉森は、彩は自分たちの仲間であり、もう太郎には会わないと一方的に宣言。当の彩も一瞬だけ姿を見せ、すぐに扉の向こうに消えてしまう。

ハヤブサ地区に集まっているのが、聖母アビゲイル教団の信者たちだと知った太郎たちは、すでにハヤブサ地区の空き家に多数の信者が入居をはじめているという事実とその浸食の速さに驚愕。危機感を募らせた消防団は、八百万町の町長・村岡信蔵(金田明夫)に働きかけるが――。



第9話(最終話)

“随明寺”の住職である江西佑空(麿赤兒)が“聖母アビゲイル教団”を受け入れたことにがく然とする太郎(中村倫也)たちだが、彼が教団が聖母と崇める展子(小林涼子)の兄だとわかり、展子がどのような人生を歩んできたのかを聞かされる。

その矢先、太郎たち消防団は、教団が“聖母降臨”の儀式を行う予定だと知る。彼らは発足以来、山原展子を神格化し“聖母”として崇めてきたが、今度は立木彩(川口春奈)をその後継者として擁立しようとしていた。

儀式が皆既日食の日に開催されるに違いないと推理した太郎は、ハヤブサ消防団の仲間とともに、儀式を阻止しようと一致団結。中山田洋(山本耕史)はこれ以上踏み込むのは危険だと心配するが、太郎は「ハヤブサは僕らハヤブサ分団で守らなければなりません」と宣言し、一同も大きくうなずくのだった…。


《シネマカフェ編集部》

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