『トイ・ストーリー』の“おもちゃたちの秘密と友情”、『モンスターズ・インク』の“モンスターたちの秘密と友情”、『リメンバー・ミー』の“家族の秘密と絆”など感動的な物語を届けてきたディズニー&ピクサー最新作は、イタリアの美しい港町を舞台に“最高の夏”を描く『あの夏のルカ』。これまで、ウッディ&バズやマイク&サリーなど、親友コンビを数々生み出してきたが、今作でも新たな親友コンビを誕生させた。それが、内気なルカとやんちゃなアルベルトだ。この2人についてピクサー内では、“ルカ派”だと感じるスタッフが圧倒的多数だったという。>>『あの夏のルカ』あらすじ&キャストはこちらからルカとアルベルトは、体が乾くと人間の姿になる性質を持つシー・モンスター。禁断の世界である<人間の世界>への強い憧れを抑えられず、ルカはアルベルトに誘われ、人間の世界へ冒険に出るのだ。このルカとアルベルトは、監督のエンリコ・カサローザ自身の少年時代の経験が反映されているそうで、「僕は臆病で、アルベルトに出会うまで無難な生活を送っていました。彼はやんちゃで、やりたいことを自由にやっていました。正反対のふたりが引き寄せられ、お互いを助ける感じの友情だったのです」と当時をふり返った。今回製作にあたって、ピクサーのチームで友情について語り合った際には、「アルベルトみたいだった」という声は少なかったそうで、ピクサーのチームのほとんどが、ルカの中に自分を見た理由について、カサローザ監督は「心には大事な友情というもので埋めるべきスペースがあります。“違い”は人にとってどんな障害を与えるのかということも話しました。自分と正反対の人を理解していくということは僕らが生きていくなかで起こることなんです」と自分とは正反対の性格を持つ相手との友情が、これまでとは違う自分を見つけられるきっかけを与えてくれるからだと語っている。『あの夏のルカ』は6月18日(金)よりディズニープラスにて独占配信開始。
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