Netflixで開発が進められていた実写ドラマ「ゼルダの伝説」は、実現する見込みがなくなったようだ。コメディアンのアダム・コノヴァーが、ポッドキャスト「The Serf Times」に出演中に明らかにした。「ゼルダの伝説」といえば、世界で人気を確立している任天堂のゲームシリーズ。実写化に向けてNetflixが動いているということは、2015年2月に「ウォール・ストリート・ジャーナル」紙などが報じた。同年3月、任天堂の岩田聡・代表取締役社長(当時)は「Time」誌に、「現在のところ、任天堂の作品をテレビドラマや映画に使うことに関して、お伝えする新しいことはなにもありません。確かなのは、話題になっているあの記事は、正しい情報に基づいたものではないということです」と語っていた。当時、任天堂のゲーム「スターフォックス」を、ウェス・アンダーソン監督作『ファンタスティック Mr.FOX』のようなクレイアニメにするという企画に携わっていたというアダム。岩田氏の発言が報じられてから、アダムは上司に「もう『スターフォックス』のクレイアニメはやらないことになった」と告げられ、理由を尋ねると「Netflixのだれかが『ゼルダの伝説』のことをしゃべってしまったんだ。話してはいけないことだったのに。任天堂はカンカンだよ。すべてから手を引くって。アニメ化とかそういうことから」と聞いたのだという。岩田氏は「Time」誌でゲーム作品のドラマ化・映画化自体の否定はしていなかったが、アダムの話によると企画が完全に流れてしまったことが判明した。
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