『ハート・ロッカー』『ゼロ・ダーク・サーティ』のキャスリン・ビグロー監督が、1967年に勃発したアメリカ史上最大級の暴動の戦慄の一夜を描く最新作『デトロイト』。監督の最高傑作との呼び声高く、映画賞レースでも注目を集める本作から、日本オリジナルの第1弾予告編が公開された。>>あらすじ&キャストはこちらから本作は、ビグロー監督5年ぶりの最新作。1967年7月、アメリカ史上最大級の「デトロイト暴動」を背景に、連日の暴動で街が戦場と化す中で起きた “戦慄の一夜”の事件を描く衝撃作だ。今回解禁された予告編は、本作の緊迫感を30秒に凝縮した、まさに“まばたきさえも許さない”映像。「これは、必ず観るべき映画だ」(KGUN-TV ABC)とインパクトのあるレビューに後押しされるように、デトロイト市街地から煙が立ちこめる当時の報道映像で幕を開ける。まさに冒頭から、ビグロー監督ならではのリアリティと重厚感を感じさせるつくり。軍隊が投入され戦場と化していく緊迫した市街地の様子から、暴動の最中に起きた事件を垣間見せていく。アルジェ・モーテルで銃声を聞いたとの通報を受け、急行するデトロイト市警官やミシガン州兵。そこで数人の白人警官が、現場に偶然居合わせた若者たちに対して、暴力的で容赦のない尋問を始める。ウィル・ポールター演じる差別主義者の警官クラウスは、壁に立たされた若者たちを「脅しじゃない」と鬼のような形相で恫喝。『レヴェナント:蘇えりし者』『リトルランボーズ』で知られる英国出身のウィルの鬼気迫る怪演は、オスカーへの期待も高まっている。やがて、突然の銃撃の後、ラストに放たれるのはジョン・ボイエガ扮する警備員ディスミュークスの「この夜を生き抜け」という言葉。世界を震撼させたその一夜に何が起きたのか? ヒリヒリする緊迫感と衝撃を予感させる予告編が完成した。『デトロイト』は2018年1月26日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。