俳優で演出家の米倉斉加年さん(享年80歳)が8月26日(火)に死去したことを受け、古くから共演してきた女優の吉永小百合が、27日(水)、東映を通じて追悼コメントを発表。「もっともっとご一緒したかったです」と胸中を綴っている。米倉さんと吉永さんが最後に共演したのは、米倉さんの遺作となった映画『ふしぎな岬の物語』(公開:10月11日)。作家・森沢明夫の小説を基に映画化したもので、米倉さんは岬村の住民で、常に岬の人々の体調を気遣っている心優しい医師・冨田を演じており、吉永さん演じる主人公・悦子が営む岬カフェに通う常連の一人でもある。吉永さんは、「『ふしぎな岬の物語』のロケ地でもとてもお元気で、楽しそうに岬を歩いてらしたのに驚いています。十代の頃、日活の映画でご一緒したり、二人きりのミュージカルをやったり、思い出が一杯で、もっともっとご一緒したかったです」とコメントを寄せている。『ふしぎな岬の物語』は10月11日より全国にて公開。
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